XL1200R メンテナンス Part １
９月２９日
ブログをご覧の皆様おはようございます。
季節も変わり目、一気に涼しくなった分 体調管理には十分お気を付けくださいませ。
そして 本日も当店ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
それでは 本日更新分 まいります！！
ご紹介させていただきますのは XL１２００R C様車両！！！
この度 当店ブログ 初登場でございます。
まずは この度のご入庫、ご依頼いただきありがとうございました。
お時間を頂戴しながらの作業となってしまいましたこと お詫び申し上げます。
しっかりと点検、整備と作業をさせていただきました。
さて、今回のご依頼事項はといいますと。
外装からタンク本体の修正、リペイント。
いわゆる えくぼ直しとペイントですね。
純正カラーということで カラーマッチもしっかりと合わせなければなりません。
っということで そこは 腕の見せ所 当店 ご用達のWAKESさんにお任せいたしましょう！！
さすがに餅は餅屋のお仕事。。。
専門職にはかないませんので お任せです。
っと 戻ってきたのが こちらっ！！
さすがの一言です。。。
ビシッとキレイに仕上がってまいりました！！一般的にハーレーの純正カラーを仕上げることには苦労が堪えませんが 当店と提携しておりますペイントショップ WAKESさんはお見事でございます。
純正カラーのペイントでお悩みの方は どうぞ お気軽にご相談くださいませ。
続けます！！
っといいますのも 今回のご依頼はタンクの修正がメインでしたが 実は…っと。
オーナー様から 色々と見て頂きたい箇所があるとのこと。
一旦 お話を伺いつつ 後日 入庫の段取りを整え いざ 作業開始でございます。
問診の結果 多岐にわたり 見直し箇所がありそうなので 時間はかかりますが 一つ、一つしっかりと見てまいります。
アイドリングが不安定とのことで。。。
まずは インテーク廻り。
あるあるの２次エアーのチェックをはじめ 消耗品の点検、交換。
キャブレター本体の分解、清掃。
構成パーツのチェック。
オーバーホール前提の作業内容ですね。
現行車はインジェクションではござますが キャブも理屈は一緒です。
空気と燃料のバランスで調子の良し悪しが変わる部分です。
ちょっとしたつまりや動作不良でも調子が悪くなるものです。
日々のメンテナンスがなかなか難しい方ですと 特に 車検といったときには しっかりと整備をするということは大事になってきます。年式、距離そして カスタム車と重ねれば おのずと点検個所は増えていきます。
安心してお乗りいただくためにも 整備の大事さも ご理解していただけたら幸いです。
キャブレターをクリーナー漬けにしているあいだに リヤ周りを進めていきます。
リヤタイヤの交換をしつつ、、、
リヤのブレーキマスター＆キャリパーのオーバーホール開始です！！！
この辺の年式のスポーツのリヤマスターのオーバーホール。
なかなか見慣れないかもしれません。
地味ですが一つ、一つしっかりと作業をしていきます。
リヤをオーバーホールしたからには フロントもです。
さて、ここで問題です。
ブレーキフルードの新品は何色でしょうか！？
当該年式はDOT５の仕様です。
油圧のフルードも もちろん劣化しますので 定期的な交換が必要です。
ブレーキ前後ともにひきしろ、踏みしろも十分ではなく 整備が必要な状態でございました。
手遅れになる前に整備のお時間です。
正解は…。 青紫？です。こんなにも違うんですよ。
経年劣化が進みますと 見た目でもお分かりになられるように色味も変わり 油圧のかかりも変わります。
重い車体とスピードが出るバイクがここだけで止まるんですから その役割はすごいんです。力も熱も常に加わっている場所で…。。。。
っと… ブレーキの動作の理屈まで書きはじめると 細かいやつだと思われるので 割愛します(笑)。
かなり省略して書きましたが 結果的に不具合につながるということです。←ざっくり書き過ぎ？(笑)。
ブレーキレバーを握り マスターからの液圧がしっかりと保持して その力が 伝わるのが キャリパーです。
上をオーバーホールしたら下もですね。
ブレーキダストも蓄積していきますので 定期的な掃除をしないといけません。
摺動もちゃんと確認しないといけません。
整備をおこたると 固着してしまいます。
清掃、分解、組み付けっと 一連の流れですね。
ここまでの作業でいわゆるブレーキ前後のオーバーホールということになります。
地味ですが ちゃんとやると 時間もかかる部分なのです。プライスレスな作業も多く込められている作業でもございます。
ご依頼箇所を一つずつ 見直していき 完成となります。
キャブレターには 今回 アイドルくんを取り付け 任意でアイドルの調整ができるようになりました。
キャブならではの味付けです。
美しく生まれ変わったキャリパー！！
前後とも新車時に戻ったかのようなタッチになりました！！
タイヤも新品！！
何時見ても気持ちが良いものです。
まずは XL１２００R メンテナンス編 Part １。
ブレーキ廻り＆インテーク廻りを中心にご紹介させていただきました。
ひとえにメンテナンスと言いましても 場所に応じて作業内容は大きく異なります。
今回のケースでも 必要に応じた内容になっております。
派手なカスタムも もちろんのこと 地味な作業でも 大事な大事な積み重ねでもございます。
しっかりとした整備力をもって 今後も作業にあたってまいります。
改めまして オーナーC様。
この度のご依頼いただきましたこと 感謝申し上げます。
第２弾の製作モノにつきましては もう少々 お待ちください。
本日はここまで。次回更新もお楽しみに。
最後に…。
もう９月終わり！？。。。。早すぎます－！！！
とにかく 必死に必死に頑張ります！！！！！
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